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コンスタンティン
コンスタンティン
キアヌ・リーブス フランシス・ローレンス レイチェル・ワイズ 
キアヌ・リーブス版エクソシスト.
悪魔が取り付いた少女.
悪魔払いのため,エクソシストであるジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)が呼ばれた.
自らの罪によって地獄に落ちることが決定しているエクソシスト,コンスタンティン.
罪を償うためにエクソシストとなったが,
未だに罪を償うことはできていない.
コンスタンティンは悪魔払いを始める.
しかし,いつも通りの悪魔払いで消えない悪魔.
「ルール」では地獄から影響を与えることしかできないはずの悪魔が,
人間界に本体ごと現れたのだった.
それをどうにか退治したコンスタンティンだったが,
彼は,かつてない事態に悪い予感を膨らませてゆく.
そして,もう一人.
犯人を撃ち殺したことを懺悔する刑事,アンジェラ・ドドソン(レイチェル・ワイズ).
どこを撃てばよいのかが分かってしまう自分に恐怖する.
ある日,双子の妹のイザベル(R・ワイズの1人2役)の自殺を夢にみるアンジェラ.
イザベルはその通りに死ぬ.
その死に,なにか超常的なものを感じ,自殺を信じられないアンジェラは,
監視カメラに映っていたイザベルが,
最後の瞬間,「コンスタンティン」と囁くのを耳にした.
そしてアンジェラは,コンスタンティンの元を尋ねるのであった...
この監督わかってるねー(エラそうに
エクソシスト+ブレイド?
悪魔を倒すのに,神の御言葉だけでなく,
聖なる(?)弾丸とか使っちゃう.
あと,コンスタンティンが神を信じてないというのも関係してると思います.
さて,本編.
まあカッコイイ.
シーンとしても,個々の衣装や道具にしても,
全てが計算されて,それが完成している.
ガブリエル(チルダ・スウィントン)の天使モードの時の衣装がすごい.素晴らしい.
もうそういうデザイナー的視点だけでも十分見る価値のある映画.
全ての配役が,すごいいい感じで,イメージを引き立たせているのですが,
T・スウィントンのガブリエルは,中でもいちばんの当たりだと思います.
美しくて善で高慢で残酷.
ただ,悪魔.
特に,バルサザール(ギャビン・ロズディル)は,もうちょっとかっこいい悪魔モードを
用意してやって欲しかったです.
まあ,キリスト教的視点ではしかたないのかな.
あと,これは,私にキリスト教の基礎がないせいなのかもしれませんが,
天国へ行く条件がどうにも打算的な感じがします.
自己犠牲ってそーゆーもん?
うーん,あとは特にないなあ.
満足すぎて云うことないです.はい.
最後の方のストーリーは,典型的の枠にはまっちゃったかなーという気が
しないでもなかったですが,まあ,それでもいいかなーと思います.
誰が観ても大満足,ということは無いかもしれませんが,
それでも,劇場で観る価値のある映画だと思います.
あ,そうそう.これは書いておかないと.
全体を通して,説明が足りないです.
エクソシストシリーズを全部観てるとか,
ムーを愛読してるとかならまだいいのですが,
そうでない人がいきなり行くと,ちょっと困るかもしれません.
でも,そういう人も困るくらい説明が足りません.
さっきちょっと書いた通り,ガブリエルという名前のハーフ・ブリードが出てきますが,
どうやら,聖書にある大天使ガブリエルとは,同名なだけのようです.
つまり,天国地獄各陣営の人間界のエージェントがハーフ・ブリードで,
ハーフ・ブリードはそれぞれ,自分の出処に由来する名前をつけている,と.
そういうことらしいです.これは映画観る前に知っとかないと,混乱しますです.
ところで,バルサザールってどっかで聞いたなーと思っていたら
エヴァンゲリオンでした.
あれ?さっき,それぞれの出処に由来するって書いたけど,違うかな?
バルサザールは,キリストの誕生を祝福した賢者だそうです.
あと,運命の槍,というのが出てきますが,これはあれです.ロンギヌスの槍.
最後に一つ.
映画が終わった後,電気がつくまで席を立たないように.
わかりますよね?
これに関して,実は映画の最後の最後,すげー不満なことがあったのですが,
これのおかげですっきりしました.
あー,そう.という感じ.
と,本編の話はこれくらいにして,と.
この作品は,HDCS(Herald Dynamic Clear Sound)という音響システムの劇場で観ました.
で,映画館のスケジュール広告ではもちろんそのことを宣伝してるわけですが,
そこに写真が載っていて,それが,ギザギザの吸音壁なんですね.
でも,横をみると普通の壁.
これってJARO?とか思ってたのですが,観終わって,ふと後ろをみたら,
後ろの壁が吸音壁でした.
なんで,ギザギザで吸音かというと,これは,紙に書けばわかるのですが,
まっすぐな壁だと,音が私達の方に向かってくるのに,
1回跳ね返るだけですが,ギザギザだと,何回もかかります.
そして跳ね返る度に音は小さくなる,という仕掛けです.
ということで,その映画館(シネコン)で一番大きいスクリーンだったのですが,
客,6人でした.カップル2組,孤高の映画野郎2人.
で,カップル2組はスタッフロール流れてすぐ帰りました.
最後まで観たのは野郎2人.
takfjtがどっちだったかは内緒です.内緒ったら内緒です!
以上,ここまで!
月のひつじ
月のひつじ コレクターズ・エディション
サム・ニール ロブ・シッチ ケヴィン・ハリントン 
こっちゃんさんところで紹介されて,かなりクるものがあったので即借りに行きました.
こっちゃんさんのレビュー
http://blogs.yahoo.co.jp/kocchannikuniku/1107397.h…
ちょっと泣きました.
アポロ11号計画の時に,宇宙船と地球を結ぶパラボラアンテナ拠点のお話.
計画の目玉であるテレビ中継の電波は,
もともと北半球にあるカルフォルニアのアンテナで受信する予定だったけれど,
いろいろあって,南半球にあるオーストラリアの小さな町,パークスのアンテナで受信することになります.
終わってみれば,メインイベントは,大変ではあったものの,
アポロ13なんかと比べれば全然たいしたものではないのですが,
それでも,見ているだけで,胸が熱くなる映画でした.
まず,舞台の町パークス.
要するに,世界的歴史的イベントのメインキャストに大抜擢されて
完全に浮き足だってしまってるわけです.
それが,あの時,世界の人々みんな浮き足だっていた様子を
ものすごくよく伝えています.
観ている方の気持までウキウキしてしまいました.
そして,メインキャストであるアンテナのスタッフ.
個々の人にどうこうではなくて,
裏方の人達が,あの時,どれだけ頑張ったかということに思いを馳せると,
目頭が熱くなってきます.
多分,普通の人よりは,あの当時のコンピュータの性能だとか,
計算尺による微積計算だとか,分かっているつもりなので,
黒板で計算しているところ,当然の要にダイジェストになっているのだけれど,
その時間と苦労を割とダイレクトに体感できる(あるいはしたつもりになれる)のです.
実際のところ,始めもいったように,劇中のトラブルより非道いトラブルなんて,
アポロ計画には吐いて捨てる程あるはずなのです.
この,たかだかスタッフ4人の拠点でれだけの事件があるなら,
アポロ11号を月まで打ち上げて,地球に落すまでの往復76万キロメートル,
そのために,どれだけの苦労があって,トラブルがあったのだろうと思います.
この映画を観ていると,そこまで思いが飛んでしまいます.
次から次に湧いて出るトラブルを,多分,ロマンと情熱だけで解決したスタッフの事を考えると,
もう,この文章を書いているだけでぐっとくるものがあります.
そしてなにより,着陸の瞬間.
この場面では,地上スタッフにできることは何一つないのですが,
だからこそ,交信に耳を澄まして,その言葉の端々から洞察力と想像力をフル回転させて,
着陸の無事を祈るシーンは,完全に感情移入して観ていました.
だめだ,それじゃだめだ,着陸できないぞ,どうにかしろ!速くしろ!!
ああ,なんか文章が熱すぎる...
ちょっと冷まして,と
ちょっと細かい話.
途中アンテナが2つ必要である説明が出てきますが,
完全に24時間電波をキャッチするためには,数学的にはアンテナは3つ必要です.
ただ,地球の直径と月との距離の関係で,
ぎりぎり2つでもどうにかなるんですね.
それからタイトル.
原題は「THE DISH」とのこと.日本語で「皿」です.
これ,ネイティブでも伝わってるのかな?
否定的意見ではなくて本当に疑問です.
うわーなんか長々と書いたなあ
なんのかの云って,宇宙のロマンには反射で
アドレナリンどばどばーしてしまうです.
あー大満足.
この映画を紹介していただいた,こっちゃんさんに大感謝です!
ル・ブレ
ル・ブレ リミテッド・エディション
ジェラール・ランヴァン ブノワ・ポールブールド ジョセ・ガルシアン 
フランスのギャグアクション.
囚人と看取のお話.
モルテス(ジェラール・ランヴァン)という,マフィアだかギャングだかの大物が,
馴染みの看取,レジオ(ブノワ・ポールヴールド)に,宝くじ(数字を当てるやつ)の
購入を頼んでいたら,それが1500ユーロ(数十億)の大当たり.
ところが,レジオは,そのクジの購入を嫁さんに頼んでいた.
で,嫁さんは,当選発表の直前に,
夫婦の不仲のせいで,パリダカの救護班としてアフリカに行ってしまった.
レジオは焦って探すが見つからない.
モルテスは,レジオが顔を見せないので,持ち逃げしたと思ってキレて脱獄.
んで,ばたばたして,結局二人してアフリカへ...
という話.
爆笑.
匂いはTAXIに近いけど,個人的にはこっちの方が好き.
カーアクションは,市街地でプジョーとバイクが追いかけっこ.挙げ句に観覧車.
そのあとアフリカ編ではもちろんパリダカ乱入.
純粋なアクション映画として見ると,若干物足りないかもしれませんが,
アホ映画としては最高におもろいです.
普通の映画は,ストーリーというものがある故に,
時々,ゆるめな,テンションの下がるところがあるんですが,
この映画は,面白ければそれでヨシということで,
ストーリーとかぶっち抜いてるので,テンション維持したまま
頭の悪い迫力シーン連発です.
なんたってレジオの嫁さん(ロッシ・デ・パルマ)が強烈.強っ!
そして,黒人刑事(ジャイモン・フンスー)ずるっ!
なによりレジオのキャラが最高です.
面白すぎ.絶対友達に「なりたくない」.
それでも,最後の最後が若干,失速という感はあります.
もう一オチあってもよかった.
おすすめです.
トレマーズ
トレマーズ
ケビン・ベーコン ロン・アンダーウッド フレッド・ウォード 
おすすめ!
怪物パニックモノ.
CG一切なしの古典的怪物もの.
舞台が,荒野のどまんなかだからか,予算の問題か,
脇役チョイ役含め10数名なため,じつにほのぼのしている.
そもそも,主人公のケビン・ベーコン演じるマッキーと,
フレッド・ウォード演じるバセットの田舎のなんでも屋コンビがとっても好き.
ケビン・ベーコンの田舎のにーちゃんハマリすぎ.
ストーリーは,変な含みのない実にすっきりとした展開でよいです.
普通,こういうのってむちゃくちゃ強いモンスターを奇跡的にスペシャルウエポンで
倒すのですが,これは,そこそこ強いモンスターを普通の武器で,まあそれなりの
ドラマティックな展開で倒すというもの.
まあ結局何人かは被害者はでるのですが,ぐちゃぐちゃしないので安心です.
いちばんの見所は,武装夫婦.
前半でWorld War IIIという単語が出てくるのですが,
それがしっかり伏線になってるという.
めちゃくちゃ笑いました.
全体として,いい意味で小さくまとまっている映画です.
モンスターが強すぎないので,味方にシュワルツネッガーもスタローンも必要無い.
でも,テンポが良いので中だるみしない.
傑作B級映画と云えると思います.
あと,マッキーと,フィン・カーター演じるロンダの恋は
田舎のにーちゃんとガリベンねーちゃんのほのぼのとした組合せで実にいい感じです.
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